雪降る霜月にお茶会へ
毎年11月3日に開かれるお茶会があります。 霜月会といって各流派の男性陣が開催するもの。 お茶男子といいますか袴男子を拝見できる・・・いやいやw 違う流派のお点前を拝見できるのも楽しみのひとつです。 (霜月会Facebookページはこちら→☆) 場所は北海道護国神社の境内にて。 紅葉がとても綺麗な場所なのですが今年の旭川は雪が早く当日も雪が降っており、 紅葉はオアズケでしたが雪景色もまた一景♪
席入りするまでの待ち時間には金継ぎの実演を見せていただける貴重な機会に恵まれまして、その趣向は濃茶席にも。お正客の茶碗は金継されたものでした♪♪
作業工程のお話を聞かせていただいたのですが、漆が乾き仕上げるまで早くて2〜3ヶ月かかるのだそう。
先日お皿が割れまして、金継キットがあるのを知ったばかり。お話を伺って自分ではできないと判断しまして、帰宅後にお皿は瞬間接着剤で修復いたしました(笑)
ですがいつかはチャレンジしてみたいです☆
金継ぎされたものもまた景色が良く、味わい深いですものね♪ 今回お勉強になったのは銀継ぎや漆継ぎ(というのかな?)もあるということ。 そのものの地色にあわせて金・銀・・・と変えるのだそうです。
左から2つ目は銀継ぎしたもの。時間の経過とともに黒ずんでいくのだそうです。
こちらは漆のみ。漆の上に金をのせると金継ぎになるのだそう。 お茶席での写真はありませんが、濃茶・薄茶とも本当に美味しく頂戴しました。 お道具の取合せや設え、簡単にお茶会といってもその日その時のために準備をされた背景を慮るからこそより一層お茶の味は美味しく感じられるものです。 茶道を始めて物事の「背景」をみるということを学び、日々の生活にも反映されるようになってきました(まだまだ至らないことばかりですが。。) 。
そんな風に自分の成長を確認できるお稽古事っていいよね〜♪と今回ご一緒した友人たちとの会話です☆茶道をされる方がもっと増えるといいなぁ、、と本当に思っています。 和事はなかなか機会がなく身近に感じないものかと思いますが、チャンス到来の際はぜひ体験されることをオススメいたします♪♪♪ 茶道については和t ceteraでも体験できるようにしたいな・・と思っています。 どうぞその時はお気軽にご参加下さいませね☆ 薄茶席の床の間の前で撮っていただいた写真。 お茶男子の方々に色々とお気遣いいただいて楽しく過ごしたあとのもの。 思い出すとなんだか笑えてしまいます。(それぐらい楽しかったのです♪)
着物のご縁で趣味も一緒な友人ができて、幸せです☆ 霜月会での着物はキリバメの小紋。帯もキリバメでキリバメ尽くしw お茶を始めてから買った着物と帯ということもあり、 なにかとお茶席での出番が多い組み合わせです。