

街の色。街に馴染む色。
みなさんの住む街の色はどんな色ですか? 陽射しの強さによって見える色、映える色は違います。 例えば北海道の海は深い色ですが沖縄の海の色は明るく澄んでいます。 ご旅行の好きな方なら世界に繋がる空の色もその土地、その国によって違うと感じた経験があるかと思います。
春を感じる色、朝焼けの色、ネオンの色・・・ そしてそこに住む人でさえもその街の色になります。 無数の配色が存在する自分の住む街の色というのは、ことさらに気に留めていなくても自然とインプットされているものではないでしょうか。別の土地の風景写真を見たときに自分の街に似てるな〜と感じるのは物質的なことだけではなく「色」も大きく作用していると思うのです。 着物と向き合うようになり私が変わったことは、季節と色を感じる心の余裕が持てるようになったことです。バタバタの中であってもほんの少しだけ手を止め、足を止めて美しいな〜と感じた景色や植物の写真を撮るようになりました。その写真は一部ではありますがFacebookページやInstagramで紹介していますのでよろしければ覗いてみてくださいね♪ そしても


民舞で復興祈願☆
先月末に豊後追分(久住高原の唄)を踊りました。
芒を持って踊るのですが、お稽古場でその芒がふと姿を現したことでこの曲を先生が思い出し、私にお稽古をつけようと思われたのが今年の初め頃。
豊後追分は大分県の民謡。 なんのタイミングかちょうどお稽古を始めたのが熊本震災のあとでした。 大分県も震災被害に遭われており、復興祈願の気持ちを込め 未だ訪れたことのない土地ではありますが画像検索で風景をイメージし、 民謡独特の節と歌詞をインプットしながら踊りを自分のものにと研鑚する日々。 当日は舞台から見える客席の向こうに広がる風景を想像して踊らせていただきました。 東日本大震災ののち「忘れられてしまうのが一番怖い」という言葉が心に残っています。 客席のみなさまにひと時でも大分・熊本を思い出していただけていたら本望です。 そんなことを思っていたら後日スーパーで目に飛び込んできたこのビール。 もちろん買わせていただきました☆ 飲ませていただきました☆ がんばろう 熊本! 北海道も台風被害を受け、旭川にもその爪痕は未だ残っていますがその爪痕もいまや雪が覆い始めて


雪降る霜月にお茶会へ
毎年11月3日に開かれるお茶会があります。
霜月会といって各流派の男性陣が開催するもの。
お茶男子といいますか袴男子を拝見できる・・・いやいやw
違う流派のお点前を拝見できるのも楽しみのひとつです。
(霜月会Facebookページはこちら→☆)
場所は北海道護国神社の境内にて。
紅葉がとても綺麗な場所なのですが今年の旭川は雪が早く当日も雪が降っており、
紅葉はオアズケでしたが雪景色もまた一景♪ 席入りするまでの待ち時間には金継ぎの実演を見せていただける貴重な機会に恵まれまして、その趣向は濃茶席にも。お正客の茶碗は金継されたものでした♪♪ 作業工程のお話を聞かせていただいたのですが、漆が乾き仕上げるまで早くて2〜3ヶ月かかるのだそう。 先日お皿が割れまして、金継キットがあるのを知ったばかり。お話を伺って自分ではできないと判断しまして、帰宅後にお皿は瞬間接着剤で修復いたしました(笑) ですがいつかはチャレンジしてみたいです☆ 金継ぎされたものもまた景色が良く、味わい深いですものね♪
今回お勉強になったのは銀継ぎや漆継ぎ(というの