おもひでにきざむ
Wiki先生によりますと、スープカレーが流行りだして二十数年は経っているそうな。
初めてスープカレーを食べたのは二十歳ぐらいだったでしょうか
札幌のマジックスパイスでしたね〜♪
それより前、スパイスカレーなるものを初めて食べたのが高校1年生のとき。
学校の向かいの「米々亭(まいまいてい)」さんにて
友人と衝撃のデビューを果たすのであります。
なにが衝撃かというと、、 先輩から「エコノミーカレー、ゆでたまごトッピングが正しい注文の仕方である」
と伝授されメニューを見たならば、高校生のお小遣いでは選択の余地などはなく
必然的にエコノミーカレーになる価格帯でありました。 (エコノミーカレーとはほぼルーのみのお品で、そこに色々とトッピングをして楽しむためのものと認識しております)
今でこそスパイスの効いたスープカレーの1,000円越えなどは珍しくもなく、スパイスを使っているからと理解できますが、ゴロゴロ具だくさんのお家ルーカレーしか口にしたことがない私たちはお財布の中身とカレーの具は比例するということを学び「ポークカレーとか頼める大人になろうね!」と誓い合うわけです(笑)
その米々亭さんが3月5日に閉店されたとのこと。 閉店情報を聞きつけて常連さんはもちろんでしょうが母校のOB・OGの方々も多く駆けつけたとか。
私もそのひとり。ほんとに混んでましたよ、お客さんが入れ代わり立ち代わりで。
最後の注文は何にしようか迷い原点回帰でエコノミー・ゆでたまごトッピング!
としたかったのですが無念のエコノミー完売☆ ゆでたまごが絶対に譲れなかったのでエッグカレーゆでたまごver.&当時先輩が贅沢品だと言っていたコロッケもつけました!(ドヤ顔w)
以前とある経営者の方が「始めることは簡単、継続することはもちろん大変だし大切なことだけれど何か始めようと思った時は終わるときのことも考えて始めるべき。時間が経てば経つほどに情がわき判断を鈍らせるから・・」という話をされていました。
終活やエンディングノートという言葉をよく耳にしますが、どんな仕舞にするか、もしくはしたいかを描くことは大切なことだな~と思います。 和t ceteraは必要とされる限り続けていきたいですし、仕舞の時は米々亭さんのように惜しまれて・・というのが理想です。そのためにはみなさまに必要とされる場所であり私自身であらねばならず。。。
まだまだ駆け出したばかりでやりたいことが満載な上に消化もしていませんのでとりあえずはマイペースにやってまいります♪
長年あり続けたものを仕舞にすることの心中は察するに余りありますが
ご店主のお母さんへは「お疲れさまでした」の言葉に尽きます。 無くなることなど想像もせず、当たり前のようにずっと存在し続けるとどこかで夢のようなことを思っていたことに反省しつつ、後悔のないよう在り続けてほしいモノ・コト・ヒトへは大切に時間を使わなくてと改めて考えさせられた次第です。
最後にもう一言。
スパイシーな青春時代の思い出の1ページをありがとうございました!!!