秋ですね。。
夏、終わりました(遠い目)。
夏のブロブはまるっとございません。
夏を振り返ると言いましても、紅葉の進む今の旭川に浴衣姿は薄ら寒く。。
夏ネタはまた来年ということにいたします(反省)。
さて9月も後半。単の季節も間も無く終了。
草花の描かれた着物の絵柄は咲かない花や開花時期のズレからリアリティーがないため
季節の移ろいと共に・・という感覚で着物を着るのは少々難関ではありますが、
夏物→単→袷といった衣替えの感覚だけは旭川の気候は着物暦にピタリと合うなと
常々思っております。
私感バリバリでお話をさせていただきますが、
着物暦基準(春:3〜5月、夏:6〜8月、秋:9〜11月、冬:12〜2月)で旭川を見ると、冬が長いため(雪のある11〜3月)春と感じるのは残雪の中フキノトウが姿を現わす4月も半ば〜花が咲き出す5月。そして寒いけれど緑が増え始め、無理やり初夏かも・・と思い込む5月〜6月。 7〜8月こそ夏!!と思いますが、お盆を過ぎれば秋風&秋の空。
夏などは正味1ヶ月ぐらいのいわゆる「短い夏」であります。
そして秋、ここで挽回するかのごとく、
むしろ前倒しで9月は着物暦に追いつくのです。
着物や帯の絵柄にも登場する秋の七草(萩・桔梗・薄・撫子・葛・藤袴・女郎花)を
オンタイムで目にすることができます。
旭川駅裏の北彩都ガーデンでもいくつか見れますよ♪
雪が降る前のこの季節、色付く秋に着物を着るのが好きですね〜。
風景に馴染んでいる感じが心地良いし、
暑くもなく寒くもなくちょうどいい感じが好きです。
そうそう、これは野に咲く・・といったことではないのですが、
先日、お花屋さんに立ち寄りましたらば秋の七草のひとつ、藤袴を見つけました。
絵や写真では見たことがあったのですが初めてモノホンに出会い思わず手が伸びました。
花弁が袴を逆さにしたように見えることから藤袴(フジバカマ)という名前なのだとか。
着物を通して季節を感じ、忙しい日常でも空を見上げたり草花を愛でる心の余裕を持っていたいと思います。食べ物の旬を感じるのと同じように・・(笑)