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帯の話・短い名古屋帯でお太鼓結び(その1)

前回のブログからの続きでございます。本題ですね(笑)

言葉選びに悩んでおりましたが「私のリアル」を綴るのがこのブログですので暖かい心で受け止めていただければ幸いです。 先日、母の着付けをする機会がありました。 いわゆるブラックフォーマルの席でして、母の着物は私が準備したのですが遠方ということもあり、身幅足りてる?といったチェックに時間をかけて出かけるというわけにもいかず取り急ぎ着物の目立つシワだけアイロンがけを済ませ準備完了。

そして帯、いつぞや着付けた際に短かった記憶が蘇りまして、心配だったので予備で私の帯も持参してみました。

(余談ですが、ブラックフォーマルセットをお買い求めされた方はご存知かと思いますが、大抵のところ付随される着付小物(腰紐・帯板など)はブラックであります。普段はお使いにならないと思いますので、突然訪れる着用のときのためにあちらこちらに分散して収納するのではなく、サッと取り出せば一式揃ってます!の状態でご準備されておかれますように。半襟ももちろん縫付けておいてくださいませ。ちなみに、着付小物はブラックでなくてはならないのか?そんなことはありません。が、例えばピンクの腰紐や帯板がチラリと見えた場合、いつもなら可愛らしい色ですがこのときばかりは異常に悪目立ちしますので着付けには十分お気をつけくださいませ。)

さて前回のブログで書きました、帯は昔より長くなっているという件。 母の帯はいつ頃のものかは聞いていませんがまさに昔の帯。実は折り畳んだ様子からも短い感じは受けて取れていまして、戻ってきてから採寸したところ336cmでした。

こりゃ短い。

そして予備で持って行った私の帯は360cm。 残念ながらどちらの帯も母には短く、私の帯でなんとか結んで・・と頭をよぎりましたが柄行きも私の好みからして母の年齢には沿わない感じがして却下。

思い起こせば私が誂えてもらったのは成人式を終えてすぐでした〜

これが私の帯。 若いムスメさんにも結べる感じの柄行き。 母に合わないわけではないのですが・・

こちらが母の帯。

柄行き、質感ともに私の帯と比べると重厚感があり年相応なイメージ。

2本比べて見てしまうと〜

できれば母には母の帯を締めてあげたい。いや、締めて欲しい。

という勝手なムスメゴコロ。 ですが短いわけです。足りないのです長さが。 前回のときは仮紐を駆使し、胴は一巻き。なんとかごまかしてお太鼓の形を作り、帯の崩壊を恐れて「あんまり動かないで」と母に言ったことを思い出しました(ハハハw)

しかーーーし!!

今回は和t ceteraれっすんのひとつ、

短い名古屋帯でお太鼓結びという術が私にはある!!

というわけで自信を持って帯結びができたのです☆ いつ崩壊するか・・と私自信がソワソワすることもなく、

「あんまり動かないで」などという酷な言葉を発することもなく、

むしろこの手法、他装もできるという事実に感動です!! 今まで自装でしか実践しておらず、着付の最中に気付いたんです

「あれ?他装って初めてだねw」と。

他装する際、その方の持ち物でどうにかしなくてはなりません。お貸しできる物にも数にも限界があります。 今回のように短い帯で!となれば少しでもタレや手先に余裕が欲しいわけで、そうなると手段としてはギューーーっと胴に締め付ける!がやってしまいがちな方法でして。。 それでは着ている方が苦しいわけで。。 これは「着物→苦しい・痛い・窮屈→着物キライ」という悪循環に・・。

これはイケマセン。

というわけで、他装する機会のある方にもオススメしたい ayaaya&ヒメノルミ公認 短い名古屋帯でお太鼓結び 自装してみるとわかるのですがとっても気持ち良い帯結びなのです。

これは経験した方ならわかっていただける感覚^^ 私の母は「苦しくないし楽に着ていられた〜」と申しておりました。

もし、他装の際に短い帯でご苦労された経験があるようでしたらご自身のテクニックのひとつにされてはいかがでしょうか?

さてさて、今回のブログタイトルは(その1)となっております。 つまりは(その2)があるということです。 本題にはまだつづきがあるのです(笑)

to be continued・・・

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