帯の話・マイサイズ編
着物を誂える方でしたら身丈や裄などを採寸してマイサイズなるものをお持ちかと思います。
リサイクルやプレタの着物をお求めになる方はジャストサイズ!(のモノもあると思いますが)に出会うのはなかなか難しく、これぐらいなら着れるかな〜という許容範囲と妥協のなかの「大体これぐらいサイズ」でお買い物されているかと思います。
そして帯ですが、ご自身のマイサイズはご存知でしょうか?
名古屋帯は3.6m前後、袋帯は4m前後が一般的な長さになります。 体格や着付けの変化(補正の有無)により帯は昔より長くなっているとのこと。
譲り受けた帯やアンティークの帯が短い!!と感じられている方、 逆に小柄なのでイマドキの帯は長くて扱いづらい・・という方もいらっしゃるかと。
この帯はいつもバチっときまるわ〜☆ という帯をお持ちでしたら是非、採寸されることをオススメいたします。
例えば、マイサイズよりこの帯は10cm短い。 もしくは具体的な数字でなくとも体感でこの帯は短い。
というのが事前にわかっていれば「巻き始めの手先をいつもより短く」とか「帯枕をちょっとだけずらそう」などなどタレ部分への貯金をしながら帯を結ぶことができます。
いつも通りに調子よくいきなり(短い)帯を巻いて・・・・ よーし!ここまできたぞ!!と帯枕を背負った時の
「(タレ)短かっ!!」
という鏡の前でのひとりつっこみと同時に襲われるドッと疲れた感(笑)
もう一度帯を巻き直すだけではなく、着物が着崩れるというオマケまでついてきたときには「なんで今日は着物を着ようと思っちゃったんだろう、、私。。。」みたいなことに最悪なり兼ねます。 それでも「えいやぁ!」と帯締めでギリギリ押さえて出かけたところで「帯落ちてきてないかな。。」とお太鼓確認をモゾモゾしながら過ごす胸のモヤモヤ感。
あー。。自分で書き綴っておきながら言うのもなんですが、
想像すると胸が苦しくなります(><)(なぜなら経験者だからですw) そんなこんなを乗り越えて、着物を着る手はあがっていくのですが自己研鑽に限界が見えたときはぜひ和t ceteraまでご相談くださいませ。
ポイントれっすんでじっくりとお悩み解決やご相談を承らせていただきます☆
今回なぜ帯の話になったかといいますと、当教室のれっすんのひとつに 短い名古屋帯でお太鼓結び というのがあるのですが、その術があってよかった!!と先日思いまして、その話を本当は書くつもりでいたのですが前置きが長くなってというか話がそれて本題に入れなかったというww
本題につきましてはまた後日ということで〜 to be continued・・・