好きな色と似合う色とのせめぎあい

この写真は私が伝統色彩士協会認定講師への扉を叩いたとき、一番最初に雪乃先生に診断していただいた時の私の和のパーソナルカラー。つまり、私の似合う色。 和のパーソナルカラー診断では黄味系の桃子さんと青味系の桜子さんに分類されるのですが、、、

私といったら桃子さんと桜子さんを両方兼ね備えたMIXさんなんです。 ただ、彩度の高いMIXさんですので、濃ゆい色は基本似合わないという診断結果になります。（写真を見るからには赤いのとか紫とかあるじゃない！ってことになるのですがそれはまたちょっと違う分類になります。このへんについては実際に診断する際にお話ししたく思います☆） が、ですよ。 幼少のときからなかなかのダーク色好きでして、男の子の洋服を好んで着ておりましたw その好みは大人になっても変わらず、ブラッキーマリコと言われるぐらい基本は黒・白。

カーキや紫を好む女子でありまして、洋服の好みが反映されてモチのロンできものもダーク色。今になってみれば、呉服屋さんに当時「地味なの好きだねぇ。。。」と言われ続けた意味がわかります（笑）そのうち「若さで地味なのも着こなせるわよ」というプラス言葉に変わってからは「そうよ☆♪」と強気でおりました。 が、洋服も含め、ある年齢を迎えたときを境に黒とか似合わなくなってしまったんですね。加齢によるお肌のくすみというやつです。若くなくなってしまったんです。。 でも、好きな色着たいじゃないですか。だから着るんです。

ところが顔が薄いというか、、きものに着られてるというか、、、 なんせ、しっくりこない。というより、似合わない(T T) それで私の似合う色は女子力高めのこの色たちかー。。。

苦手だよね。。。。（と、脳内会議議論の終わりなし）

さて、ここで黒・白・カーキ・紫といった好きな色だらけの着こなしの代表的な例をご紹介します。 10数年前に買い求めたHIROCOLEDGEさんのカーキの浴衣。 デザイナーの高橋理子さんが店頭に立たれていまして、ご主人もその場にいらっしゃいましてね、「似合わない人には絶対に売らないですから・・・うん、着こなせる！」とお二人に太鼓判をいただき購入いたしました。 その当時の写真は見つかりませんが、自分で言うのもなんですけども似合ってましたw

いわゆる、若さで着こなしてました☆ その後、何年か寝かせてしまっていて（浴衣は毎年新調したくなる病にかかってましたから・イイワケw）、久しぶりに袖を通したのが2014年。

マミ先生と旭山動物園へ行ったときの写真。なつかしい＾＾ シロクマ被っちゃってますけど、このとき「いやーしっくりこないわー」と実は思ってました（シロクマじゃないですよw）。とはいえ、１日中鏡を見てるわけじゃないですし、好きな浴衣を着てるんですからテンションだだ下がりということにはなりませんし、マミ先生と一緒ですから実に充実の時間を過ごしたわけです。ただ帰宅してから何かが違う・・とは悩みましたね。 つまるところ、濃ゆいカーキは似合わないということです。 （好きな色と似合う色の不一致）

そして、翌年の2015年の夏。再度、この浴衣に袖を通すわけです。 色の勉強も始め、色の迷子になりちょうどこの頃は苦悩の時期でありました。

何が似合って何が似合わないのか。。好きな色と着たい色。。。 答えが出るまで辛かったな。。。

洋服もきものも着るのが楽しくなかった。 「楽しめないなら着ないほうがいい！！」とマミ先生に一喝され、

「着たいものを着たらいいの！」と雪乃先生。

そんな苦悩の中、色の迷子の私が出した答えは、、 薄い顔にアイテム投入！！

メガネでキャラ変更です☆ 前年よりは浴衣のイメージに寄れていると思いませんか！？

私の似合う色の白の分量も大きなポイント。 （好きな色と似合う色の一致→ラッキー♪）

そして2016年、もう一度この浴衣を着たい気持ちになりました。 昨年と同じアイテム？それはつまらないだろ〜。 というわけで、旭川きもの部イベントのビアパでこんな感じに着てみました☆

2015年よりもメイクやヘアスタイル、アクセサリーにもこだわりながら、、 私の似合う色の紫をポイントに。 （似合わない色でもイメージする自分になるために似合う色とアイテムをプラスして似合わせてしまう）

さて何年のタケマリがお好きですか（笑）？

色と向き合い、自分と向き合い、お洒落を愉しむ♪♪ なりたい自分になるために、色と着方の絶妙な関係。 ここが見えると今よりもっときものを愉しむことができます。 苦悩から解き放たれた私がその絶妙な関係を和t ceteraでしっかりお伝えしたく存じます❤ 色についてのお悩みは「和のパーソナルカラー診断」にて 着方、着こなしについてのお悩みは「ポイントれっすん」にて 承ります☆一緒にお悩み解決いたしましょー♪♪