針と糸をもつ
古帛紗(こぶくさ)というものがあります。 点て出し(たてだし)と言って、奥の方で点てたお茶をお客様に運ぶ際にお茶碗の下に敷いたり、お茶道具を拝見するときに敷物として使ったり、お懐紙と一緒に胸元に懐中したりするものです。
ちらっと見えているオレンジのが古帛紗です↓。半分に折って懐中します。
これを手作りしてきました♪ 茶道裏千家の青年部に所属させていただいていまして、その研修会でのことです。
みんなでお揃い♪♪それがワクワクします。 クラスでお揃いのTシャツを着て体育祭!のような一体感と同じです♪
作り方は生地の表を内側にして半分に折り、2.5辺ぐらいを縫ってから生地をひっくり返して残りの0.5辺を綴じるといった感じです(省略してますが)。
奥のトロピカルな柄は麻の生地。 手前のアラベスク段紋(と言うそうです)は、
な、なんと、、正絹の帯の生地でございまする。なんとも贅沢ですね。 帯の姿としてもお会いしたかったところですが想像して終わりです。 初めてのご対面は既に切断されたお姿でしたから(笑) 市販のものも素敵ですが、こうやって手作りするのもいいものです。
大切に使おう☆