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エイプリルフールの結婚報告

結婚式へ招かれ洋装で出席したのは過去2回、、?? 他は全てきものでお祝いをさせていただいています。 流行り廃りもなければ多少の体型の変化にも対応するきものは便利であります。

そしてきものを纏う自分もHappyな気分になりながらも感謝されるという

優れものでもあります。 初めてきもので友人の結婚式に出席したときのこと。

「きもので来てくれたのか〜ありがとうな。」

友人のお父さんのこの言葉が

これからは結婚式ヘきもので出席しよう!と決めたきっかけとなりました。

きもので出席することでお式自体の格を上げるともいわれますし

華を添えるという意味でも喜ばれます。

が、あのときの私に限ってはそのことを頭でわかっていながらも

単純に褒められた気がして嬉しかったというのが正直なところ。 恥ずかしながらの若く浅はかな思考回路です(笑)

きものが喜ばれるという意味。

格上げや華といったことだけではなく、

友人のお父さんの「ありがとう」にはもうひとつの意味があったのではと

私自身も結婚という経験をしてふと思うところがありました。

結婚式は本人はもちろん、ご両親、ご親族にとっては大切な日。

招く側は当日を迎えるまでに多くの時間を費やし

生まれてから今日までを振り返りながら

大切な方々へ感謝の想いを込めてお招きするという背景があります。

だとするなら、招かれる側の装いは

その想いに対して敬意を払う失礼のないものでありたい。

そこできものを着るとなればアイロンをかけて、半襟をつけて、、

当日は美容室でヘアセットと着付けをしてもらって、、

そうやって時間をかけて足を運んでくれたという 招かれた側の背景に対しての感謝の意味が含まれていたのではないかな〜と

歳を重ね、きものを着るようになり気付かされました。

(茶道を始めたことも大きく影響されていますがそこを話すと長くなるので今日は割愛)

逆を言うなら、そういった背景を慮ることのできる人がきものを纏うからこそ

華を添え、お式の格上げというお役を担うのではないかと思うのです。

エイプリルフールにウソか誠かを一旦考えた友人の結婚の報告を受け

結婚式のきもの話をば。 友の門出にカンパイ!!

2015年6月、後輩のかわい子ちゃんの結婚式にて。帯締めは裏側のピンクを使用。

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