色鑑賞〜旅紀行2016.2 ②
食レポからの濃ゆい2日目。 いざ京都へ!そしてきもので行く!! 京都へはそれこそ修学旅行を皮切りに何度か足を運んでいますが きもので1日を過ごすというのは初めて。ちょっと緊張w
この日の目的その1は「志村ふくみ 母衣への回帰」展
人間国宝の志村ふくみさん。雑誌などでも取り上げられていてその作品の美しい色合いに惚れ惚れ。いつか本物をジカで感じたいな〜と思っていました。願いは叶うものですね!
京都駅で伝統色彩士認定講師のヤスコちゃんと待ち合わせ♪ バスで美術館へ。
伝統色彩士の勉強には染めの授業があります。 植物や鉱物の天然素材からどのような色が出るのか・・ 色を混ぜることでどんな色に変化するか・・ 机を並べたヤスコちゃんとの鑑賞は まぁ〜会話がマニアックです(笑)
玉葱ってこんな色も出るんだね〜、、とか
この色は得意な(似合う)カラーだね、、とかまぁイロイロ。
純粋に「わぁ〜綺麗〜♪」「すごーい♪」と鑑賞するのもひとつの愉しみ方ですが、一歩踏み込み知識を持って鑑賞すると違った角度からさらに愉しめるようになった自分にニンマリ。 なんでもそうですが、背景や意味を知って観るとそうでないとは面白味が違うものですよね。
じっくり作品を堪能したあとはランチ♪ 美術館内のカフェで志村ふくみ限定ランチを頂く。 どの辺が志村ふくみさんだったのか、、、
お腹が空いてましたので確認せずに食べちゃいましたねw
早めにランチを終えまして〜
次は美術館近くのギャラリーではアルスシムラ展へ。 アルスシムラは志村ふくみさんと娘の洋子さんらが講師を務める染織の学校で、その生徒さんたちの卒業作品展。 自然の色から染織されたきものはどれもあたたかみのある作品でした。自ら染め、織った反物で仕立てたきもの。袖を通す時は喜びもひとしおなのでしょうね。。。 いいなぁ〜
ここまでが午前の部。 午後の部がこれまた濃ゆいのです。次回へつづく・・・。