男衆さんのお仕事〜旅紀行2016.2 ④
2日目、午後の部②。
月を跨いでしまいました。。
引き続き、舞・芸妓着付け見学会レポです!!
衣装などなどの説明をしていただいたあとは男衆さんの着付け見学。
〜1年生舞妓さんの11月の装い(一つ綿に織帯)〜
舞妓さんの体型によってベストバランスを見つけるが基本、衣紋は首の付け根から拳1個分。 腰紐はかなり下。伊達締めon。
お手洗いに行けるのか心配。下着は??→ 男衆さん「なかなか聞けない部分でわかりません(照)」
ですよねww (普通の下着でいけるらしいです)
シゴキは赤白半々。帯枕を巻く(ココ、知らなかった)。
帯を巻きだらりは谷・山・谷。帯板は2枚使用。 手は全部帯の中に仕舞う。帯締めの結び目も。
一文字の帯揚げには下敷きあり。
なんだかメモ書きですな。。。
舞妓さんの帯留めであるポッチリは身につけているものの中でも一番高価で、転ぶときはポッチリを壊さないように後ろに転ぶようにと言われるとか言われないとか(笑)
今でこそ中学卒業ぐらいで舞妓さんになりますが、昔はもっと若くして舞妓になりました。
昔の人は身体が小さいと言いますがそのうえ子供となれば益々小さい。子供が着ていたのですから肩上げや袖上げは必然のこと。舞妓さん=肩上げ袖上げ、おぼこさを出す着付けが大事なのだそう。現代体型の舞妓さんの着付けはなかなか大変そうですね。
〜芸妓さんの11月の装い〜
舞妓さんの体型によってベストバランスを見つけるが基本、衣紋は首の付け根から拳2個分。
結構背中が出ているイメージ。 シゴキは赤一色。ほとんどの方が補正はされず、
おいどぶとん(お尻の上に小さな布団)のみだとか。
帯は結ばず手が斜めにおりるだけ。
帯板は2枚。帯締めは下の方で結ぶ。 お太鼓はズラすのが粋だそう♪
そして私は見逃さなかった(大袈裟w) 帯のぐちゃっとしたところは帯締めで隠す(片方のみ)!
きものや帯などは本当に古いものをとても大切に使われているそうで、帯の折り目は少しずつずらし、それでもくたびれたら逆に折り返したりして使っているのだとか。
現在宮川町では3〜4人の男衆さんがお仕事されているとのこと。 一人、約10分で着付けるというのはやはり男性でなくてはできませんね。。