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街の色。街に馴染む色。

みなさんの住む街の色はどんな色ですか?

陽射しの強さによって見える色、映える色は違います。

例えば北海道の海は深い色ですが沖縄の海の色は明るく澄んでいます。

ご旅行の好きな方なら世界に繋がる空の色もその土地、その国によって違うと感じた経験があるかと思います。 春を感じる色、朝焼けの色、ネオンの色・・・

そしてそこに住む人でさえもその街の色になります。

無数の配色が存在する自分の住む街の色というのは、ことさらに気に留めていなくても自然とインプットされているものではないでしょうか。別の土地の風景写真を見たときに自分の街に似てるな〜と感じるのは物質的なことだけではなく「色」も大きく作用していると思うのです。

着物と向き合うようになり私が変わったことは、季節と色を感じる心の余裕が持てるようになったことです。バタバタの中であってもほんの少しだけ手を止め、足を止めて美しいな〜と感じた景色や植物の写真を撮るようになりました。その写真は一部ではありますがFacebookページInstagramで紹介していますのでよろしければ覗いてみてくださいね♪

そしてもうひとつ、備忘録として自分の着物姿も写真に納めるようになりました。すると自分の癖や偏り、逆を言うなら好きな組合せやつい手が伸びてしまうアイテムがわかったり、万能アイテムを発見できたりしました。

それらの撮りためた写真たちを見返していたら腑に落ちたことがありまして、それをこれからご紹介しますね。

きっかけはこの写真。

まだ草も枯れないうちに雪が降りその上に銀杏の葉が落ちた今年の秋。

運転中、綺麗♪と車を停めての撮影(笑)

そしてこの写真を撮りながら私のテッパン着物コーデを思い出しました。 それがこちら。

配色が似てますよね☆

夏の空が綺麗だな〜とカメラを向けた1枚。

この空を見て「あーあの浴衣着たい。」そう思って着たのがこの浴衣。

夏らしい色合いが大好きです♪

こんな風に「美しいな〜」と目に留まった写真とコーデ写真を見比べていくと

美しい = 好きな色→配色 になっていくのだという結論に。

なんとなく手にしたその色はインプットされた自然の織りなす色彩だったんだと気付いたのです。(比較写真をInstagramにて紹介していきますょ☆)

コーディネートが苦手でいつもお決まりの感じ・・・と悩んでしまいますよね。 何パターンも小物でアレンジしたい!というのももちろん着物を着る上での楽しみですので無理なく、賢いお買い物で小物を増やされていくのがベスト☆ でもちょっとだけ見方を変えてみたらツマラナイナ〜と感じていたその組合せって、実は好きな配色で美しいと感じる景色を身に纏っている可能性はありませんか? 自分の住む街の景色を纏うとは街に馴染む着こなしをしているということなのです。

ずばり、その街の住人として街の色になっているということ。 そう思ったらいつものコーデも楽しく胸を張れるものになるのではないでしょうか♪

最後に、そーゆーことかー☆と思ったコーデをご紹介。 格子が黄色の地味色お召しには黄色の帯締めをどうしても合わせたくなるのです。

好きなんです、黄色いその帯締めが。そして帯揚げには春色ピンクで差し色に。

この配色から脱せないんです、毎回。ツマラナイナ〜と思っていた組み合わせ。

そして今回見つけたふきのとうの写真。

配色が似てますでしょ? 色のない長い冬の終わりを迎える頃、日陰にはまだ雪が残る中で芽吹くふきのとうを発見したときというのは春の訪れを感じる喜びのときなのです。雪国の方なら特にわかっていただけるかと^^ 春色の帯揚げを差し色にしたくなる意味を理解したタケマリでありました☆

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